JACの再来か?マニラブ炎上中 6
つまり出資者限定で説明会を開いて足を運ばせて、クラウドファンディングの収支報告も含めて資料の配布等はなく全て口頭で、しかもメモも取れないほどの早口で一方通行的に喋って終わりだったのでは?と想像してしまいます。
もしそうなら「クラウドファンディング詐欺」という批判に対する答えになっていないどころか、新たな疑惑を生むきっかけを作ってしまったのかも知れません。
クラウドファンディングで一般からも支援を募って、その結果集まった資金の使途について疑義が生じたら、本来ならこういうやり方ではなく公開のweb上でクリアにするべきではないでしょうか。
またガイドブックを出版・配布するプロジェクトで、本誌より高いスペシャル本が何の説明もなしにweb版だったら問題視されるのは当然だと思います。
紙書籍と電子書籍を比べれば、およそどんなジャンルの出版物でも紙書籍の方が高価で、さすがにマニラブも説明不足だったと認めて返金に応じたようでしたが、説明不足どころか全く説明がなかったのが実態であり、希望者だけでなく全員に返金するいう選択肢はなかったのでしょうか。
擁護派の方のブログでは、返金したのは一人だけと報告されていました。
ビザの件については、おそらく「まにら部」のメンバーは誰も就労ビザを持っていないのかも知れません。
もしかしたらメンバーの誰かがフィリピン人と結婚していて必要な場合は名義を使うという可能性もありますが、個人的にはビザについてはあまり問題視する必要はないと思います。
それよりも一体何人の支援者がこの説明会に出席したのか分かりませんが、
- このやり方に異議を唱える人はいなかったのか?
- メンバーや擁護派が疑問を受け付けない雰囲気を作っていたのか?
- 質疑には応じない前提の説明会だったのか?
- そもそも説明会を開催したという事実だけのアリバイ作りのようなものだったのか?
デザイナーとの契約に関するトラブルは、誠意を持って水面下で交渉中と思いたいところですが守秘義務があるらしいので、お互いに合意済という念書だけでも公開されるのが理想的だと思います。
それから訴訟云々に関しては、一刻も早くあの文書に関して謝罪のうえ撤回するべきだと思います。
SNSで誹謗中傷した相手を告訴と言っても、マニラブはSNSを利用して情報を発信していて、それを見て支援した人もいるはずです。
そしてトラブルが発生すると説明どころか公には発信がなくなり、そういう姿勢が問題を大きくしていったのは明らかです。
自らのやり方を省みずに本当に告訴などしたら、HPで紹介されているスポンサーやガイドブックに登場する個人の方々にも影響が出るとは考えられないのでしょうか?
また問題が大きくなってクラウドファンディングの窓口であるCAMPFIREに苦情が殺到すれば、今後利用できなくなる可能性もあると思います。
私自身も以前投稿したフィリピン旅行記が原因で、ある人物から長年に渡って執拗に粘着された経験があり、SNSでのバッシングで「まにら部」のメンバーが大きなストレスを抱えたことは理解できます。
それでも、あれだけ騒ぎが大きくなったのは、疑問に対して最初から誠意を持って対応しなかったことが全ての原因だったし、メンバーにはその義務があったと思います。
好意的に考えれば、スペシャル本や収支に関して疑念を持たれたり、デザイナーとの契約内容や説明会の開催など全てが想定外で、どのように対応していいか分からなかったのかも知れません。
それでも苦情を放置したり告訴をほのめかすやり方は、自分達を信じてくれた多くの人達を裏切る行為だと思います。
これまで全くフィリピンと接点のなかった「インスタ世代」に向けて、まるで台湾やシンガポールなどと同じように紹介するという着眼点は目新しく、それを実践した彼らには卓越したビジネスセンスと行動力を感じます。
それだけに今回の炎上はせっかくの成果にケチがつくだけでなく、今後このコンセプトを丸パクリしてクレームに対しても誠実に対応出来る誰かが現れたら、すぐに取って代わられる可能性もあるのではないでしょうか。
また今回の問題が大きくなってからもマニラブを徹底的に擁護する意見を繰り返している人達にも疑問を感じます。
今回のテーマで例に上げたJACやその代表、そしてちゃんにも同じように擁護するシンパがいましたが、マニラブの擁護派が彼らと共通しているのは、言い訳できない非難や答えられない疑問についてはスルーして、話のすり替えや質問返しに終始している事です。
過去の要注意人物や団体と同じで、美味しそうな匂いを嗅ぎつけて自分の利益を目当てにした連中がウヨウヨと群がったり「何があっても私だけは信じ続ける」みたいな狂信的な人を見ると、ますます恐ろしく感じます。
私自身はプロジェクトに支援もしていない単なる傍観者ですが、日本人旅行者を食い物にする在住邦人が大嫌いで、彼らが同類でないことを願いながらこのテーマを取り上げて、個人的に感じたことを記事にしました。
上記のまにら部公式twitterアカウントは、現在は削除されているようです。皆さま
— マニラの魅力を発信『マニラブ』@まにら部 (@maniloveclub) 2019年5月12日
いつも応援いただきありがとうございます。
5月9日にマニラにてご支援者様向けの説明会を開催いたしました。
皆さまへの公開範囲をデザイナーさん側の弁護士と相談の上、近日中に公式発表をさせていただきますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
まにら部一同
6月22日にまにら部より公式発表がありました。
説明が遅れた事やスペシャル本に関する謝罪及びデザイナーとの関係に関しての釈明もあり、それなりに評価できる内容だと思います。
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