マニラの危ない寿司屋 2

2017年12月11日

2019年08月15日

その日は確か、会いに来たフィリピーナがハズレだったのですぐに帰ってもらって、その寿司屋へは1人で行きました。

店の中は全てカウンターで、常連と思われるお客が何人かいました。

食事の後で久々にKTVへ行こうと思って、何処がおすすめか店主に尋ねました。

と言っても、何処へ行っても変り映えしない事は承知の上で、あえていうならK国人があまり来ない店が知りたい程度でした。

すると、驚いたことにカウンターにいる在住と思われる常連客に話を振っています。

当然ながらその常連さんは私に直接答えて来て、心ならずも会話する結果になりました。

こちらとしても、公衆の面前で露骨に警戒して見せるのも失礼だし、常連さんのアドバイスと言うか自慢話を一通り聞かされました (苦笑)

その時は2人の常連さんがいて、どちらも日本ではこうだったとか、組や一家の幹部だったとか言っていたようです。

この手の人たちは、自分は何でも知っていて教えてやるというスタンスで、何か魂胆があると言うよりは自己満足だけが目的のような気がします。

それでも、初めて来店した旅行者を常連の在住に接触させるような事は感心できません。

マラテ周辺には日本食の店が多数あり、マカティと決定的に違うところはフィリピン人だけの客がほとんど来ない事だと思います。

ですから店にとっては在住の常連客は大事だと思いますが、だからと言ってネットで見て訪れた旅行者にあまり無神経なのは困ります。

やはり志を持って店を開いたというよりは、フィリピーナに嵌ってフィリピンに流れ着いた人間の店はこんな程度だと痛感しました。