フィリピンの政治家 2

2016年03月10日
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フィリピンのあれこれ
マニラ
チャットのフィリピーナマルコス独裁政権下のフィリピンがアキノ氏暗殺事件で世界中から大きく非難されたのは前回書いた通りです。

そしてその独裁政権は取り巻きによって助長され、その中でも最もガンだったのがマルコス夫人のイメルダであったことも有名です。

このイメルダ夫人は、ビートルズがマニラで公演を行った際に自ら主宰するパーティーに招待して断られた事に激怒してTVに向かって一方的に避難して、それを見た国民の多くが暴徒と化し、空港ではビートルズを守るべき警官までもが暴行を加えたと言われる有名な事件を引き起こしています。

もちろん、その後ビートルズのメンバーは誰一人フィリピンを訪れる事はありませんでしたが、もしビートルズに何かあったらフィリピンの国際的な評価はアキノ氏の事件以前に最悪となって、世界的に孤立していたかも知れません。

このアキノ氏暗殺とビートルズに関する事件で私のマルコス政権とイメルダ夫人に対するイメージは最悪です。

ただ、フィリピン人の中にはイメルダを敬愛する人も少なからずいることは確かで、私もあるフィリピン人からイメルダを称賛する次のような言葉を聞きました。

イメルダがマニラ首都圏知事だった時代にはイスラム教徒を徹底してマニラから締め出していたらしく、その時代のマニラは治安や衛生面ではアジアでもトップクラスだったというのです。

治安や衛生面が良くなる事は素晴らしいと思いますが、そのやり方は現在アメリカの大統領予備選で賛否両論を浴びているトランプ氏を連想させるようですね。

それより今年5月の選挙で選ばれるフィリピンの新大統領が、K国人の全面入国禁止でも打ち出してくれませんかね (笑)

そういえばマルコス失脚の後大統領となったアキノ夫人が来日した時に娘のクリスを連れて来ていて、来日を前にクリスが日本でインベーダーゲームをやるのを楽しみにしているとニュースで報道されていたのも時代を感じさせる思い出です。


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ロビンソン

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