マニラの危ない日本人 5

2019年02月28日
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フィリピンのあれこれ
アンヘレス
チャットのフィリピーナ大手ハウスメーカーの積水ハウスが地面師グループに63億円をだまし取られた事件で、主犯格とみられるカミンスカス操容疑者がフィリピンで拘束されました。



この容疑者がフィリピンで滞在していたのがパンパンガ州アンヘレス市と報道されました。

報道するマスコミや一般人にとっては単なるフィリピンの地名に過ぎないと思いますが、我々ピン中にとっては馴染みのある、まるで自分の出身地や母校のように特別な響きがありました (爆)

昭和のプロレスファンにとってのテキサス州アマリロと似たような感覚かも知れません (笑)


この事件は早くから報道されていて、カミンスカス容疑者が逮捕前にフィリピンへ出国する時もニュースキャスターにインタビューされていました。

おそらく逮捕状が発行されるまでの限られた日数で逃亡を図ったのではないでしょうか。

ですからフィリピン滞在中の行動や移動についても、常にマークされていたことが想像されます。

犯罪者の逃亡や潜伏先としてのイメージが強いフィリピンですが、最近は地方の田舎町ならともかくマニラ首都圏等では防犯カメラもいたるところに設置されていて、逃亡先で遊びまくっていればすぐに見つかってしまうと思います。

有名な日本人が銃撃された昨年の事件でも、犯人が近づいて発砲する瞬間の様子が動画で報道されていました。



他にも現地在住の日本人が強盗に殺された事件で、被害者宅に侵入した犯人が殺害後に金庫の中身を持ち出す様子が克明に記録された動画を見たことがあります。

いずれにしても今回逮捕された地面師グループの男は、はじめから逮捕されることを承知で、出国までの間は都内のフィリピンパブで豪遊して、アンヘレス滞在中も派手に遊びまくっていたのは間違いないでしょう。

もうひとつ笑えたのは、この容疑者がフィリピン現地で拘束されている間、携帯の使用や現地妻の面会が自由だったと伝えるニュースがありました。

日本に強制送還される際も、拘置所の職員と別れを惜しむ様子を映して、この男が相手を信用させる特殊な能力があると解説していました。

この点もフィリピンのお国柄を知っている我々ピン中にとっては、お金の力で特別な待遇を与えられた事は明白でした (笑)






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