タレント時代の結末

2015年12月13日
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フィリピンパブ
指名マニラ危険
チャットのフィリピーナフィリピーナが就労ビザで来日出来なくなってからもう何年になるでしょう。

当時はフィリピーナ達だけでなく、フィリピンパブの経営者やスタッフにとっても一大事だったと思います。

まぁ今にして思うと、店の売り上げの為に指名や同伴のノルマを課して、達成できないとペナルティとしてサラリーから天引きするやり方は人権無視と見られても仕方ない一面はあったんだと思います。

でもフィリピン人の気質を考えると、それくらいしないとやる気を出させるのは難しかった事も何となく分かる気がします。

要はきちんと仕事が出来る環境を作れるビジネスモデルを形成出来る本当のプロフェッショナルがいなかった事や、日比双方のプロモーターも金儲け主義で、店に対する指導が行き届かなかった事が大きな原因だったのではないでしょうか。

誰もが目先の欲に走るだけで、危機感を持って業界全体の事を考える余裕も無かったんでしょう。

私にしても現地で遊ぶようになってからは、もう何年もフィリピンパブには行かなくなりましたが、ここ最近はフィリピンでも為替レートなどの面で以前ほどの経済格差が感じられなくなっています。

今はまだジャパンマネーが目当てで我々のようなオヤジを相手にしてくれるフィリピーナも沢山いますが、こんな風に楽しめるのもそう長くは続かないかも知れませんね。

そうなる前にのんびり楽しめる地方や、安心して一緒に過ごせる相手を見つけられたらいいなと思います。

マニラなどで日本人観光客を相手に成り立っている飲食店や旅行代理店の関係者の中にもそんな危機意識を持っている人はいるんでしょうか。

何しろ就労ビザの発給停止のような突然の措置で有無を言えない状況と違って、経済や世相は緩やかな変化ですからね。

もし今後フィリピンへ旅行する人が減ってきた時に、少ない客の取り合いで足の引っ張り合いになったり、困窮邦人が増えてますます危険になる事がないように祈っています。


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