大事にしてもらう 4

2017年09月28日

2019年08月15日

私とその人が遊んでいた頃のフィリピンパブには、もうとっくにタレントは全くいなくなっていました。

店で働くフィリピーナたちの殆どは日本人と結婚して就労する資格を得ているか、店によっては不法滞在と分かって雇っているケースもあったようです。

その人が指名していたあるフィリピーナは日本人とは離婚していましたが子供がいて、子供が日本国籍なので定住者として在留が認められていたようでした。

そして永住権を認められるまでの定住者ビザには身元保証人が必要になるようです。

ここまで書けばお分かりかと思いますが、驚いたことにその人は自分が指名しているフィリピーナの身元保証人になっていたのです。

2人の関係はどう見ても男女の仲には見えず、そこまでする見返りがあったのかどうかは不明ですが、普通ならお金をもらっても引き受ける人は少ないと思います。

そして別の店で指名するフィリピーナには、携帯を契約するための名義を使わせていました。

その他にも毎週のようにお店同伴と言って、店で余分に払ってフィリピーナがゆっくり出勤できるように助けていました。

その全てが「自分を大事にして毎日連絡してくること」が条件だったようです。

私など、店のフィリピーナからの営業電話を期待しないし、もしかかって来てもまともに相手にすることはなかったので理解に苦しみました (笑)

でもまぁ、他人様が自分で決めてやっている事に口を挟む必要はないし、私から見てもフィリピーナ達もその人に感謝して約束を守っているように見えました。

ただし、大事にされているかどうかは相手に求めるものではないような気がするし、まるで契約に近い形で大事にされて満足なのかという疑問は正直ありました (爆)

その人がそこまで大事にされることに拘ったり、被害妄想に近いくらいチェックするのには理由があったはずです。

次回は、その点について私が感じた事を書いてみます。